笑う門には花が咲く

不妊治療・死産・転職…日々奮闘の記録

妊娠と仕事②

妊娠したことを同じグループの人で知っていたのは上司と5つ上の先輩のみ。

どちらも男性でした。

だからと言うわけではないんだけど…無理しないでね、とは言ってくれるものの仕事を減らしてくれるわけではありませんでした。

私も、なんか意地になってやってた気がします。

 

7月頃には安定期に入るので、そしたら同じグループのメンバーに伝えることにしてました。

ただ、その前に仕事ですごくストレスだと感じていることが続いており、泣きながら仕事してたこともありました。

 

当時は、その状況に陥ってるのは周りのせいだとも思ってました。

なんで自分にばっかり仕事が増えるんだ。

先輩もいるのに、なんであの先輩は楽な仕事ばっかりやってるんだ。

私より基本給高いのに…!!

みたいな不満ばっかりでした。

 

それでも身体がしんどいとか、つわりがひどいとかもなく、仕事ができちゃってました。

ただ、動悸が頻繁に起こるなって思っていたので、妊婦検診の時に先生に聞いてみたら…

 

「妊娠さんはね、ぼーーーーーっとして過ごしてください。」

って言われました。

ストレスたまってることを見抜かれてたのかもしれません。

 

今でこそ、そんな状況に追い込んでいたのは自分自身だなと思います。

大変なら大変って言えばよかっただけ。

協力してくれる人はいっぱいいたのに、意地張って、悲劇のヒロインぶって追い込んでいたのは自分だったなと思います。

責任感だったのか、迷惑かけたくなかったのか、強がりだったのか、それがその時の当たり前になっていたのか。

全部かな。

 

お風呂の中で、「忙しいけど、大丈夫かな?大丈夫だよね?」って赤ちゃんに言ってた覚えがあります。

早く産休入って、この状況から脱したいと思ってました。

自分の辛さから逃げるために、人の命を利用するなって話です。