笑う門には花が咲く

不妊治療・死産・転職…日々奮闘の記録

入院

前日に再度検査で大学病院へ。

車で向かう途中でも、3〜4分おきくらいにお腹と腰に激痛が。

 

心拍が確認されないことを改めて確認…。

もう分かっていたことではあるので、取り乱さずに話を聞くことができました。

腰とお腹の痛みがあるので、翌日から入院することに。

 

「赤ちゃんらしきものが出てきちゃったら、トイレで流さないでください。」と言われました。

そんなこと言われても…😭😭😭

トイレ行くの怖すぎた・・・

 

グリーフケアの話を看護師さんがしてくれて、

産着を作ったり、折り紙を折ったりと見本を見せてくださいました。

病院の帰り、赤ちゃんホンポで産着を作るためのハンカチとたまごボーロを購入。

赤ちゃんを送るためのものを買いに、赤ちゃんホンポに行くことになるとは

思いもしなかったので、少し胸が苦しくなったのを覚えています。

 

そして、入院の日が来ました。

コロナの影響もあり、陰性だと分かるまでの数時間は個室へ。

陰性だと分かってから2人部屋へ移りました。

お隣に一人いらっしゃったのですが、私が来たことで一人部屋状態では

なくなってしまったようで。

個室を希望され、お隣がいなくなったことで個室状態になりました。

それぞれ色んな不安や気持ちを抱えて入院しているんだと感じましたが

正直、一人になれたのはありがたかったです。

 

産科への入院なので、廊下に出ればお腹の大きい妊婦さんがたくさんいます。

遠くから、赤ちゃんの泣き声も聞こえてきます。

もうすぐですか?おめでとうございます、なんて声も聞こえてきました。

お腹の大きくなっていない自分がそこにいること

自分の赤ちゃんは生きては産まれてこないことを実感して

悲しくて仕方がなかったです。

一人になると、色々なことを考えて涙が出続けました。

 

コロナなので、本当は病室のドアは開放しておくのが原則ですが

看護師さんはとても優しく配慮してくれて

ドアは閉めて外の音が聞こえないように。

また、今の気持ちも聞いてくださいました。

コロナで様々な対応を強いられる中、こちらの不安を受け止めて

優しく接してくださった病院の方々には、感謝しかありません。

 

同じタイミングで死産したしいちゃんは、私よりも1日早く入院していました。

ここでも、お互いの状況を伝えたり気持ちを吐き出させてもらえたので

本当に支えられました。

子宮口を開くための棒のようなものを入れているという話を聞いて、

ブログ等でもその対応を読んでいたので分かってはいましたが

私はもしかしたら自然に出てくるかもしれないと判断され

まずはそのまま何もせず過ごすことになりました。