笑う門には花が咲く

不妊治療・死産・転職…日々奮闘の記録

もう、認めるしかない

大学病院で心拍がないと言われて、半ば病院への不信感が募っていた私は

翌日、妊婦健診に通っていた家の近くの病院でも再度エコーを診てもらいました。

 

結果は、やっぱり心臓は動いていませんでした。

もう、お空に還って行ったことを受け入れるしかありませんでした。

 

病院の先生には、流産は15%くらいの確率で起こりうること。

同じ妊娠というものはないから、次の妊娠はまた全然違うことが始まる。

繰り返されるわけではないし、自分に問題があるものでもない。

まだまだ諦める年齢ではないから、今回のことは受け止めて、ただずっと引きずるのもよくないと。

ようやく、もう受け止めるしかないと納得できた気がしました。

 

3日後に再度大学病院に行って、産むことになりました。

この時18週に入っていたので、下から産むことになります。

 

ここからまた、色んなことを検索し始めました。あの頃は本当に検索魔だった・・・

死産した方のブログを読んで、最後に赤ちゃんにしてあげられることを調べまくってました。

産着を作ったり手紙を書いたり、話しかけたり…自分がしてあげたいことを色々と考えてました。

 

入院の前日、夫とお腹に手を当てながら赤ちゃんにありがとうを伝えました。

お腹も少し大きくなってたので写真も撮って。

あーあ、ここにいるのになあ…なんて思いながら。

 

病院に行く前日、寝る直前に突然の悪寒に襲われました。

体温は37.7℃。外にも出てないし、コロナではないだろうと思いつつも少し不安が。

夜中から明け方にかけて出血量が増え、お腹が痛くなって腰に激痛が走り始めました。

実は陣痛のようなものが始まっていたようなのです。

 

身体って本当にすごいですよね・・・赤ちゃんの心臓が止まったら、

身体が自然に外に出そうとするなんて。

本当の出産はあの何倍もの痛みだろうし、かなりの時間その痛みと戦うわけだし

本当にね、お母さんてすごすぎる存在。